昨日、こんな記事を目にしました👀
美容室の倒産急増で過去最多ペース 人件費やシャンプーなどの価格高騰で(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
今年の1月~8月までに139件が倒産し、過去最多だった2019年の166件を更新し200件を超えるペースだとか。
主な理由として
新規の開店が増えたことによる競争の激化に加えて、円安や原材料高でシャンプーなどの美容資材が高騰しているほか、スタイリストなど人件費の上昇が背景にあります。
と、挙げられています。
上から2000年、2010年、2020年の推移です。
理容所は減少し、美容所は増加しています。
コレって、理容はどうで美容がこうっていうのではなく、要はどのターゲットのお客様を集客するか、なので「ヘアサロン」として見たら私にとって一緒なのです。
確かに美容所は増加し競争は激化し、原材料の高騰もあり苦しい店舗は多くあります。
D'ARTISANとしてもコスト増は悩みです。
ただ、もう1つ背景としてコロナ禍で客足が減少し、「延命のための融資」を受けたお店が据置期間が過ぎ、いざ返済ってなった時にコロナ前よりも売上を伸ばせず「詰む」っていうのも大きいと思います。
コロナ融資は利子も担保もゼロだったので「ゼロゼロ融資」とも呼ばれました。
私も借りました😏
当然、返済が始まればコロナ前の売上プラス返済額分も売上を増やさないといけません。
なので据置期間中に売上を増やす施策を考えなければいけませんでした。
D'ARTISANは目論見が当たり、凌いでいますがこれからは不透明です。
そして大事なのは「このお店でなければダメ」という強みを持つことです。
今のところ、お客様に支持を頂いている理由として、予約時間を必ず守る、カウンセリングに時間を割く、他のお客様の目が気にならない、完全個室を持つ、大人の男性の悩みに特化する、など他店にない「強み」を持つことが奏功しています。
これからも「いかに来てもらうか、ではなく、いかに帰ってもらうか」を念頭に潰れないように頑張ります🔥
今後ともご愛顧のほど宜しくお願い致します🙇♀️
店主 鈴木